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とある大陸の王国、そのなかの商業が盛んな街〔ブエニス〕は首都には劣るが人の声があちこちから聞こえてくる。
特に三番街のメインストリートは活気に溢れているが、路地裏に入るとそこはメインストリートの賑わいが遠くに聞こえてくるような静かさであった。
その静かな路地裏にある店から一人の青年が眠たそうに出てきた。
青年「あ~~さ~~だ~~。 よし、布団に帰ろう」
背伸びし終わった青年は閉店と書かれた札をひっくり返し、多分開店と書かれた方を表にして店に帰っていった。
朝日が路地裏の店に降り注ぎ、青年の店の看板が見えてきた。
店名は[僕んち]、今日ものんびり開店です。
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