俺とあいつの出会い

16/39
前へ
/290ページ
次へ
「……お前って 変わってるな」 「んーよく言われる」ニコ にこやかに微笑んでるお兄さん 「あっ濡れタオル持ってくるから ちょっと待っててね」 お兄さんは立ち上がり リビングから出ていった お兄さんが出ていって 数秒後にソファに置いてあった 携帯がブゥゥゥと鳴った 俺のはこっちだから お兄さんのだよね チラッと携帯を見ると 着信 祐 ゆう?って読むのかな? ゆたかって読むのかな? でも着信だし 教えた方がいいかな 「おにーさん!!」 「ん?どうしたの?」 痛い身体を我慢して ちょっと急ぎ足で リビングのドアを開けた 「着信」 んっとお兄さんに 携帯を差し出した 「あ、ありがとう暦君」 お兄さんはタオルを 持ってない方の手で 携帯を受け取り電話に出た 「もしもし? どうしたの祐?」 あっゆたかって読むんだ わかってちょっとスッキリした 「んー今日はやめとくよ またね明日ね祐」 電話が終わり お兄さんは携帯を閉じた 「それじゃあ体拭こっか」ニコ 「自分でやる」 「ん?じゃあ拭くね?」 お兄さん人の話を聞いてたのかな? 自分でやるって言ってんのに まあ、いいや 僕は大人しくお兄さんに 身体を拭かれた  
/290ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2920人が本棚に入れています
本棚に追加