1872人が本棚に入れています
本棚に追加
/1226ページ
平助は難しい顔をして急に私の頭に手を置いて撫でてきた。
嘘ぉぉぉ!?!?
平助!?隣に恋人がいるのに、私にこんなことをしていいのか!?
菫さんは、私のことを女だとは知らないけど...いくらなんでもこれは...!!
突如、頭に平助の大きな手が置かれて戸惑っていると平助は口を開く。
「チビ」
「な、何...?」
とても悲しい声で私に問いかける。
今の私には、気まずさが心を支配していた。
「平助?」
「・・・。
お前、また一段と小さくなったんじゃねぇの?」
「・・・」
パシッ!!
私の頭に置かれていた平助の手をはたき落としました。
結局、お前はそんなことしか言えないのかぁぁぁ!!!!
ムカつくー!!
何だか、ちょっと期待しちゃったじゃないか!!
「このチビ野郎ぉぉ!!!!」
「いやいや、本気で言ってんだよ。お前、小さくなったくね?」
「だか...」
最初のコメントを投稿しよう!