超ありきたりスペック!

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やぁやぁ 諸君! この小説を読んでくださって 誠にありがとう! 俺の名前は 宗寺院 曉 (しゅうじいん あき) この小説の主人公をやらせて頂くわけだ。 晴天学園に通う高校2年生だ! よろしく! さて これから、俺のかっこよさについて… 「…あ…!!」 ん? 誰か呼んでる? 「ごらっ!曉!起きろ!」 「はまーん!!」 「やっと起きたわね!」 「いって……もうちょっと優しく起こせよ…てか!夢が良いとこだったのに!」 こいつは俺の幼なじみで 何故か俺にだけはいつも こんなツンツンお嬢様の 夜空 凛月 (よぞら りんげつ) 嫌われてるのかなぁ… 毎日起こしにくるし… よくわらんし… まったく迷惑だぜ… 「うっさいわねーこれから学校でしょぉが!」 「知るか!二度寝!」 「あ、ん、た、ね!」 「何だ?まだベットにいたのか?早くしないと遅刻するぞ?」 俺は光の速度で着替えを済ませると まるで凛月よりも先に起きていたかの様に振る舞う。 だって凛月怒ると怖いもん。 「最初からそうしなさ…」 「飯だ!イェーー」 凛月を置いて先にリビングに向かうのが日課なのさ。フッ
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