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上川高校は、匠ん家から歩いて30分した所にある。
だから二人はこの高校を選んだ。
…そして匠が学校に着くと。
もう新しいクラスが発表されていた。
匠は、２ーＤ組だった。
妹は、１－Ａ組だった。
匠は下駄箱で上履きに履き替えてると、後ろから速いスピードで突っ込んで来た。
「…痛っ！誰だよ！」
「俺だよ俺、大樹様さ」
大樹は、幼なじみで匠の親友である。
「何だ～大樹かって！いきなり突っ込んで来るな！」
「ごめんごめん。まぁ一緒のクラスだから良いじゃん！」
「まぁじゃあねぇよ…まぁ良いか」
二人は楽しく話ながら教室に向かった。
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