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二人が教室に入ると、もうみんな来てた。
「あっ匠また同じクラス?何か怖っ」
後ろから話しかけてきたのは、鈴木栞(スズキシオリ)だった。
「本当だ。またかよ!てかまじ怖くない?」
栞とも幼なじみで小4からずっと同じクラスだった。
「お前ら赤い糸で結ばれてるんじゃないの?」
ケラケラ笑いながら、二人をからかいながら、大樹は自分の席に座った。
「本当赤い糸で繋がってたりしてな」
匠も笑いながら、大樹みたい言いながら、席に座った。
『バ、バカ…』
栞は顔を赤くして、席に戻った。
二人はまだこの恋のキックオフの笛がなった事に気づいてなかった。
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