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私の幼い時 ゆきちゃんと言う友だちの話は他に書いたから省略するね
決して手抜きしている訳じゃなく
ゆきちゃんとの思い出をあちらこちらで書くのがなんかイヤなんだ
ワガママじゃなくゆきちゃんとの事が大切な思い出だから
でも 本当の最初の気付きはゆきちゃんとの出会いや他の霊たちとの出会いとかじゃなく
自分の力をちゃんと受け入れた小学生の時なんだ
幼い時は自分の力にそんなに違和感なかった
みんなも私と同じように霊と会話していると思っていた
怖がりの私は霊と言う言葉を知らないけどお化けと私と話せる霊は良いお化けって区別していたんだ
実際、小学生になるまではお化けは映画やテレビの中にしかいなかった
私の側には怖いお化けが出なかった
良いお化けしかいなかった
少しずつ
スポンジが水を吸い込むように霊と言う存在を私は吸収したんだ
でも本当は吸収したんじゃなく
私の奥の奥にある記憶が表に出たんだろうけど
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