一章 北の街で

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「次に遅刻したら 罰は何にしようかな… あっ! 鏡音リンちゃんのコスプレして写真撮るっていうのもイイかもね~」 ちなみに鏡音リンというのは ネット上のボーカロイドキャラクターの名前である 鏡音リンというキャラクターイメージが 発育発展途上の蒼穹とベストマッチしている… というのが雫の言い分である 「雫… 鏡音リンちゃんのコスチューム買ったんじゃないよね…?」 蒼穹の質問に 「ふっ こないだの学力テストで1番取ったご褒美に… 買わせて頂きました🎵」 不敵な笑みを浮かべ 答える雫 「… 雫が着たらイイしょや… スタイル良いんだし 似合うよ…きっと」 蒼穹はボソボソとつぶやくと 雫に聞こえたらしく 「バッカヤローーーー(*≧д≦)!!!!!!」 怒号とともに雫は 蒼穹の左頬に右フックをあびせる もちろんスローモーションでだ 「い・・・痛いデス 土方コーチ・・・」 蒼穹もノリやすいタチである というか 雫の影響を受けているとも言う 「岡!! 私がこんなモノを着てみろ!! 2次元コスプレ趣味が抜け切れない厨二病オタクになるだろう!!!」 「まんまその通りですよ・・・土方コーチ・・・」
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