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「ふわ~ やばかった~
みんなに付いて来られたら
アタシの至福の時がおじゃんになるとこだったべさ・・・」
ところ変わって藤崎宅である
今は蒼穹の部屋で雫と二人で寝転びながら
『るるぶ』を酒(ジュース)の肴に打ち合わせの最中である
「でもさ~
横浜のアニメイトって駅から近いでしょ?
誰かに見つかっちゃうんじゃない?」
私服姿ならまだしも
修学旅行であるため 当然セーラー着用義務がある
「中に入ってしまえばゴチャゴチャしてるし 他の学生とかもいるから大丈夫だと思うんだけど・・・
まぁ 見つかったら見つかっただ!何とかなるしょ!」
「同じ学校の生徒が居たら マジバレ確定だよ・・・
雫はタダでさえ身長が高くて目立つんだから・・・」
蒼穹の一言に
何かのスイッチが入ったのか
雫がうつぶせの状態からガバっと起き上がり
「サングラスでも掛けようか?
迫る追跡者を振り払い!
雫は物陰に隠れ こう呟く
『ハア・・・ハア・・・巻いたかしら・・・』」
ご丁寧に振り付けまで入れ 演技する雫
「ハイハイ・・・
海賊アニメのロビンちゃんね・・・
セーラー服にサングラスは合わないし・・・余計目立つべさ・・・」
「むぅ・・・いい案だと思ったのに」
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