82人が本棚に入れています
本棚に追加話はさらに切り替わり
「越萌ちゃん
今日の神社祭はどうする?
そのまま行く?」
「まあ…別に準備もねえしな」
蒼穹が口にしたように
今日は夕方から町内にある神社の奉納祭があり
出店もあるため、事前に二人で行く約束を取り交わしていたのだ
「何時頃行くよ?」
越萌が聞く
ちなみに現時間は夕方の5時を回ったところ
「ん…とね
お母さんが帰って来て、入れ替わりに行こうかな~…なんて」
恐る恐る話す蒼穹
告げた後の越萌の反応を恐れての事だ
「…一回帰るかな…」
「言うと思ったよ…
イイじゃん ちょっと会う位なら」
「モノには手順ってモンがあんだよ
じゃ そういう事で…また後でな」
そう言うと越萌は立ち上がり
玄関に向かう
こういう流れになる事も想定していた蒼穹は
仕方ない と諦め見送りしようと玄関へ向かったところ
ガチャ
「ただいま~!」
蒼穹の母親が帰宅
「げげっ」
思わず声に出てしまう越萌
藤崎家は越萌にとって向かい風な事ばかりのようだ
かたや蒼穹は
「お母さん!ナイスタイミングっ!!」
蒼穹はガッツポーズを決めていた

最初のコメントを投稿しよう!