第1話

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「嘘をついても仕方ないのでね。まぁでもきっとよくなりますよ。それまで頑張りましょう。」 「そういう励ましもしてくれるんだ。優しい嘘はつけるんだね。ガンて一度かかっちゃうと完全に治すのって無理なんでしょ?14歳でもそのくらい知ってるよ。」 そういい彼女は人差し指で自分の頭を指してみせた。 【頭良いんだよ】というアピールのつもりなのだろう。
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