エピローグ

6/6
40人が本棚に入れています
本棚に追加
/297ページ
来月の入学式。 新しい制服が届き、わくわくする。 恭には波原高等学校を受けたことは伝えていない。 どんな顔するだろうか、複雑な顔をするだろうか嬉しそうに迎え入れてくれるだろうか。 きっと複雑な顔だろう。 少しそれが怖いけど きっと大丈夫。 私なら、私と恭ならきっと大丈夫。 この私の決断、行動が恭を追い込むことになるなんて 本当に当時の私は何もわかっていなかった。
/297ページ

最初のコメントを投稿しよう!