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『めでたしめでたし…。』
優那は怒る。
「めでたしじゃない!なんなのこれ…
映像なだけ質が悪いわ!」
『映像?私はお話をしただけですよ…。クスクス…』
すると優那はすくりと立って言う。
「あんた…頭がおかしいわ!
昔の噂じゃない!今よ!現在進行形よ!」
クスクス。
『いいえ、昔です。だってここは…ね♪
さぁ、もう過去に戻れますよ!さようなら。
おぉっと。お口直しにちょこなんかいかが?』
ぽっけから取り出す。
「ふんっ!もう来たくないわ!」
とちょこを私の手から奪って出て行く。
『またのお越しをお待ちしています』
カランコロン
『滝本優那、読み聞かせ完了…。』
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