硝子ごしの熱量
2/7
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/
7ページ
あの人に出会ったのも、こんな凍えるように寒い日のことだった。そんな過去の記憶をたどりながら私は、凍えるように寒い夜の海岸にいる。 真っ白いコートに身を包んだその姿は遠くからみたら幽霊みたいに見えるのかも、とかどうでもいい事も少しだけ考えながら。 遠くのあの人に会えるのは、12月17日の今日だけ。 12月17日・・・・・・それは、旅館船“ルーシタニア”が謎の失踪を遂げた日。
/
7ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!