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教室の目の前に着くと掲示板に部員の作品一枚一枚が貼ってあった。
日常的な風景から風情ある作品、個性的な作品まであってどれも目を引くものばかり。
ちょっと緊張しながら、ゆっくりと扉を開けた。
カチャッ!!
「ッッ？！」
扉を開けた瞬間、眩しいフラッシュライトとカメラのシャッター音を浴びせられた。
「ようこそ、写真部へ！見学大歓迎だよん!!」
「こら、颯人っ！いきなりで固まってるだろ」
「ごめん、慶。だって普通じゃつまんないしー…」
へっ？一体…何が起きたの？
「ごめんね、驚かせて。君、写真部に見学しに来たんだよね？」
「…は、い」
「とりあえず、ここに座って写真部の詳しい説明とかするから」
若干落ち着きを取り戻せないまま、とりあえず云われるがままに誘導された椅子に座った。
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