1.突然の再会?

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「そ、そんな…俺なんてまだまだ未熟ですよ。納得のいく写真未だに撮れないし…」 「そんな謙遜しなくてもいいんじゃない?この海の写真なんか好きだけど」 千葉さんは俺の作品を手にとって一つ一つじっくり眺める。 見終わった後、千葉さんが俺の頭を撫でてきた。大きくて暖かい千葉さんの手。 なんだか…落ち着くな…。 「俺だけじゃない。3年生の間でも瀬名が撮った作品はいいって好評だったんだ。だから、自信持っていいんじゃない?」 「そうなんですか?!…ありがとうございます。これからももっといい写真を撮れるように努力します」 俺の作品が好評だったなんて思いもしなかった。素直に嬉しいと云うべきだったんだろうけど、やっぱり謙遜気味になってしまった。 「…瀬名」 「はい?」 問題はその後… 名前を呼ばれた俺は顔を上げ千葉さんを見れば、俺は千葉さんにキスされていた。
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