記憶の小箱

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客間 青年「ん…、ここは…。」 青年が目を覚ますと長いソファーに翼の生えた少女と寝かされていた。 少女「ふぁ…。有頂おはよ~…。」 有頂(青年)が起きた事で抱きしめられていた少女もおきたようだ。 有頂「おはようヒルデ。」 ヒルデ「記憶はやっぱりない?」 有頂「うん、ヒルデの事以外何も覚えてないよ…。」 記憶がない理由は前作『萌えもんすぺしゃる』で! ヒルデ「じゃあそこの二人も?」 ヒルデが指差した方向には幼女とセーラー服の女の人が寝ていたが有頂は首をかしげた。 ヒルデ「有頂の手持ちの娘なんだよ? はくりょーの幼女が『火蓮』ちゃんで キノガッサのセーラー服が『サコ』さんだよ。」 有頂「火蓮ちゃんとサコさん…、よし覚えた。」 ヒルデは有頂に笑顔をむけるがすぐに困惑した表情になった。 ヒルデ「ここどこだろ…?」
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