記憶の小箱

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サコ「マスターが…記憶喪失…。 マスター!私の事を覚えていないんですか!?」 サコは有頂に詰め寄った。 有頂「ご…ごめん、覚えてないんだ…。」 サコ「そんな…、いやマスターがマスターである事に変わりはない。 私の名はサコ。マスターの犬です。」 有頂はそれを聞いた瞬間固まった。 有頂「…は!? ヒルデ…、記憶を失う前の僕って自分の萌えもんをペット扱いする変態だったのか…?」 サコ「犬といっても忠犬です。 あなたに救われた時、あなたに尽くすと決めました。」 有頂「そ…そうなのか。 じゃあ色々頼むよ。」 サコ「私の生き甲斐はマスターに命令してもらえる事です。よろしくお願いします。」
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