第0章 夜の図書室

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「俺の身体の中に武器が…」 刀刃は、驚く。 「吸い込まれろ…吸い込まれろ…」 笑いながら。 「そうだった、この状況忘れてた…」 刀刃は、マジで自分の状況を忘れいた。 「この状況やっぱりヤバいな…」 石盤を持って踏ん張っている。 その石盤も刀刃の身体の中に入り込んだ。 「い…痛ぇ~」 完全に身体に入り込んだ。 「また…かよ…」 「あ…足が…」 吸い込まれる。 「うわぁああ~…」 刀刃の学生服に大量の傷がつき…皮膚が斬れて紅色の血が出る。 「斬り刻め…」 真・賢也は、声を高くして言う。 刀刃が付いている、パワーリストとパワーアンクルが斬れて取れる。 ドシン 10tのパワーリストとパワーアンクルが図書室の床に落ちる。 「俺の…パワー…リスト…とパワー…アンクル…」 斬られながら言う。 両腕と両足が軽くなったがまだ抜け出せず斬り裂かれ続ける。 「くそぉ…まだ…抜け出せねぇ…や…」 「抜けられる訳が…無い…」 真・賢也は、真剣に言う。 「笑わ無いんだな…」 刀刃は、斬り裂かれながら言う。 「ハァ…」 刀刃は、力を抜く。 「漆黒…頼む…」 刀刃の負陰気が変わる。 刀刃の髪の色が図書室の暗さと同化し…目が真っ黒になる。
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