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刀刃の身体は、琴葉が治療してくれたおかげで生命の危機は、去った。
「琴葉…ありがとう…な…」
刀刃は、言う。
「兄さん…良かった…」
琴葉の眼から涙が零れ落ちる。
「琴葉泣くなよ…」
刀刃は、言う。
「だって兄さん…意識失ってたんだよ…」
琴葉は、涙を出しながら言う。
「だから…頭がぼーっと…してる訳か…」
刀刃は、ふらふらしながら言う。
「兄さん…大丈夫…」
琴葉は、言う。
「琴葉…大丈夫だ…」
刀刃は、言う。
「本当…」
琴葉は、刀刃を見ながら聞く。
「あぁ…大丈夫だ…」
刀刃は、問い返す。
「それにしても学生寮広いよな…」
刀刃は、言う。
「兄さん…そうですね…」
琴葉は、問い返す。
今の所学生寮には、刀刃と琴葉しか居ない。
「琴葉、もう寝るな…」
刀刃は、そう言うと眠り始める。
「じゃあ私は、隣の部屋で寝ますね…兄さん…」
琴葉は、刀刃の部屋を出て隣の部屋のベッドへ行き眠る。
朝
「ふぁ~…」
刀刃は、起きて欠伸をする。
「さて…朝ご飯でも作るか…」
刀刃は、着替えて自分の部屋を出て学生寮のキッチンへ向かう。
「それにしてもあの狼何だったんだ…」
刀刃は、料理をしながら独り言を言う。
「取り合いず…料理を作るか…」
刀刃は、そう言うとキッチンの戸棚からフライパンを出し料理をし始める。
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