VSムッツリ

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私はササッと席を立ち 「失礼します」 今日はオサワりされずに済みそう 「ンンッ 柊くん 待ちたまえ」 睦実が立ち上がりながら呼び止め 近付きながら 「先方は親父と何らかのつながりを持っているだろうから…」 ポンと肩を叩かれ 「くれぐれも粗相の無いように頼むよ」 ハイハイ 親父の知り合いじゃなくたって 粗相なんてしませんよっ! 「わかりました」 ドアの方に向き 睦実に背中を見せた途端 睦実の手が私のお尻をなぜた 「きゃっ!!!」 「ハッハッハ! よろしく頼むよ!」 追い出されるようにドアを閉められた ぬぅ~!!! 油断した! もぉっ ムカつく!!!!! ムッツリダサ夫めっ! いつか 佐野先生直伝の拳法で ギッタンギッタンにしてやるっ!!!
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