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「なるほど、それが条件か」
レフィはどこか安心した顔で言った。
「てっきりテストの問題用紙パクって来いとか、金をよこせとか、そんなの想像してたが……まあいい。
その条件なら呑もう」
「なんかあっさりやね……。
てっきり慌てるか思たけど」
「簡単な話、お前の言うとおりこれはアナグラの仕事だ。 新人を巻き込むには荷が重いんだよ。
役立たず抱えてやるほど僕は優しくない」
「役……立たずやて……!?」
梓は怒りを露わにし、碧を迸らせる。
体から溢れる碧は大した量で、なかなかお目に掛かれないレベル。学生レベルなら間違いなくトップクラスだ。
「ナリルはなぁ、あんたのことが心配なんやで!」
「僕の知った事じゃないね」
「やっぱりあんたは気に食わん!! ここで叩いてやる!」
溢れる碧を頭上に集め、精霊降ろしを行う梓。その力を自分に降ろし、碧の燐光を放つ目で、レフィを睨む。
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