* なつやすみ

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友だち…? ウララさんが? それとも、あたしが? 海斗はあたしじゃなくて、ウララさんの方をまっすぐ見つめている。 その瞬間、すべてわかってしまった気がする…。 「そっかぁ、海斗の彼女はウララだけだもんね!」 ウララさんはわざとらしく大きな声を出した。 「ちょっ…ウララ!」 海斗がそれに負けないくらい大きな声で叫んだ。
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