深夜

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倉野は 半分程飲んだ二本目の発泡酒を片手に 少し うつらうつらしている。 「まただ‥ ここから先は‥」 倉野は持っていた発泡酒を テーブルの上に置き 片手でこめかみをおさえながらうなだれた。 「ごめん‥ ごめんなぁ‥ 俺が‥ 情けなくて‥ ハァ‥」 両手で目をふさぐと 堪えきれない涙が 溢れてくる。
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