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吉川は、その紙を受け取り、書いてある内容を確認した。
「なにこれ…?」
吉川の驚いている表情に、司もついつい笑みが溢れる。
「どうだ?魅力的な内容だろ?内容はシンプルだし、明日からキッチリ始めてもらうからな」
「でもこれって」
あまりに説明が不足しているためか、吉川に反論の意志が見えたが、司は早々に阻止した。
「これが今回の作戦なんだ。俺と契約したんなら、黙って従ってもらう。異論は認めない!」
司は立ち上がり、その場を去ろうとした。
最後の司の一言に反論できず黙ったままの吉川に、司は別れ際に言った。
「運動のメニューに関しては、キッチリ屋上から監視してるから、サボるなよ!」
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