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そうは言っても、ホントに簡単なアドバイスをしただけ。
アプローチを上手く出来ない不器用な男に、ちょっとやり方を教えただけ。
それを実行するのは本人達だ。
ホントに背中を押す程度の事だ。
恋愛事が好きなわけではない。
だけど、聞かれたら分かる範囲で答えるのが友達だ。
その作業が、向こうからすれば「恋のキューピット」のように感じているのだろう。
まぁ、司にとってはどうでもいい事。
友達が楽しそうならそれでよかった。
司は、学校の門を出て家路についた。
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