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司の言葉に、吉川は目をキラキラさせた。
今回の事で、吉川は完全に司の事を信頼したのだ。
「勉強と運動、どっちがいい?」
そして、司の全く予想してなかった質問に驚き隠せなかった。
「どっちだ?」
何も答えない吉川に、司は少し強めに聞き直した。
「どっちかって言ったら…運動かな?得意ではないけど」
「そうか…」
司は、ゆっくり上を向きながら目を閉じた。
「ここはやはり、文武両道といきますか」
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