初めの1歩

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「~ッ」 嬉しいけど、終わったばっかりだから苦しいよ~! するとまた首筋に顔をうずめる龍哉。 「ん。いっ………」  チクリと痛む首筋 「たっ龍哉!!そんな事ダメだよ!」 「うるさい」 「やっ」 絶対制服から見えちゃう所に何個も何個もキスマークを付ける。 完全にばれちゃうよ………。 「ばか!!!!」 「馬鹿はお前。…今日はもう帰るぞ」 グイッっと腕を引っ張る龍哉。 ねぇ? いつもと違うの…気づいてるよ? 何があったの……? でもね。知っちゃったんだ。 龍哉の気持ち。 ちょこっとだけ。 この日、強引だった可愛い理由
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