5927人が本棚に入れています
本棚に追加
「何か作ろうか?お腹空いてない?」
「もぅすぐ十一時だよ。美羽特製のお茶漬けでいいや」
「わかった。すぐ作るね」
私はキッチンで、祐と私のお茶漬けを作る。冷蔵庫から鮭のほぐした身と、イクラを熱々ご飯に乗せ、少量のワサビを乗せてお茶をかける。
「はい、出来たよ」
「うまそー!いただきます!」
「いただきます」
二人だけの、幸せな時間。
私達は、事務所にも世間にも秘密の関係だから。
最初のコメントを投稿しよう!