始まりそして終わりへの道

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               Black clover  ※この話はフィクションです。作品中に登場する団体名などは全て架空の存在です。 ごめんね。こんなに謝っても許してもらえないよね? そうだよね。まぁもうこの世に居ない私にはこれ以上誤ることはできないけど・・・ 許して。 2011年12月25日、私は校舎の屋上から静かに身を投げ、私の心臓は静かに動きを止めた。 「はぁ」「今日も学校か・・・憂鬱だな」 そんなことを思いながら優菜は深い溜息をつき学校へ向かうのであった。 「おはよー」 優菜は内面の気持ちを隠すように明るく振る舞った。だがみんなの反応はいささか冷ややかだった。 だが優菜にとってそれはいつもの日常の事であった。優菜は席に着くと携帯からいつも更新している自分の ブログに行った。 ブログでは自分のことを「三つ葉」と名乗り日頃の思いをつづっている。 2011-08-31 11:00 1[三ツ葉] 明日から学校か… 行きたくないよ 心が疲れるから 2011-08-31 15:02 2[三ツ葉] 今夜も墜ちるんだろうな… 自分がイヤ 2011-08-31 18:50 3[三ツ葉] 本当にないよ… 誰に助け求めたらいいの? わけ分かんない 2011-08-31 20:20 4[三ツ葉] 切りたい… 苦しい 過呼吸おさまらない 昨日はこれだけの事を書いた。 優菜には自傷行為をしてしまう癖がある。だからいつも長袖長ズボンなのだ。 「はぁ・・・辛いな。」 そう思いながら優菜はブログに今の気持ちを書こうとしたら後ろから肩を掴まれ声がした。 「おい。何やってんだよ?」 「え?なんにもしてないよ・・・」 優菜がブログをやっていることをクラスのみんなには言っていない。だからバレたくないからごまかした。
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