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「もう羨ましすぎます!!」
「なら紹介しようか?」
「いえ、私には大好きな彼氏がいるのでけっこうです」
いらないのね。
そこまで城島押しなのに。
ま、白鳥はただ噂好きってだけだからね。
「また聞かせてくださいね!!城島課長との馴れ初めをっ!!」
「たぶん、それは一生ないわね」
白鳥はそんな私の返事にも気づかず、笑顔で戻っていった。
私、思うんだけど。
白鳥があんなこと言うから毎日、噂されるんじゃないかしら。
………恐るべし白鳥。
「……ハァ、仕事しよ」
なんか疲れたわね。
どーせ、今日も残業しないといけないし速く仕事に取り掛からないと。
私はため息をつきと、デスクまで戻って行った。
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「……あー、疲れた。腹へった」
予想通り、私はあれから残業で一人残っていた。
時刻は21時。
そろそろお腹も減ってきた。
………やばい。さすがに連チャンはキツかったか。
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