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「私は、人喰らい『雷劉 喰』の7人の娘の一人。私が、喰らっている人間は日本政府が隠している生物兵器開発に関係していた人物またはその関係者だけだ」
光劉 雷は須川刑事から離れて真剣な面持ちでいう。
「なぜ俺の家族を喰った!関係など無かっただろ!」
須川刑事が照準をすぐに合わせて怒鳴る
「貴方の妻、須川 香子(すがわ きょうこ)は、生きているわ。須川 香子は生物兵器研究者よ。それと喰らった娘は貴方とは血が繋がっていなかったし、喰らったあと、私は3分間普通の人間の様になった。」
「俺が自分の娘を見間違えたと言うのか!?」
「えぇそうよ。貴方は、須川 香子に騙されていたのよ。」
「そんな……」
須川刑事は銃を直した
「光劉 雷日本政府が隠している生物兵器関連の情報を教えろ」
哀が車から出てきた
「美味しそうな臭いがすると思ったら『夜天姉様』の子供だったのね」
哀が私の家族を喰ったやつの姉の娘なはずがない
「母さんは、いまどこにいる!」
「この海鳴市の地下深くにいるわよ」
海鳴市の地下は地盤が緩くて地下鉄も通ってないはずだ
「忘却の楽園またあそこに母さんがいるのか……」
哀が人喰らいの血を継ぐもの……私に仲良くしてくれてたのは、こいつと会うため……?
私はこの時かなり錯乱していた
「忘却の楽園……たしか日本政府が所有する核シェルター……」
星も車から降りてきた
「お前は喰う対象だ」
光劉 雷の目が赤く光ると月が赤く光始める
「雷劉 蘭お座りなさい」
星が呟くと光劉 雷が正座した
「なんで私の本当の名を知っている!」
「私は、雷劉 喰と契約している……全ての生物兵器関係者を壊すことを約束した……。その変わり……貴女達7姉妹の内三人の真名を聞いた……」
「お前が今のお父様の契約者……」
光劉 雷は、ギロリと星を見る
「私の父も協力者……忘却の楽園で働いている……情報を流してくれているが哀の母の情報までは掴めなかった……」
星は、哀の隣まで歩み寄った
「哀……今行くのは自殺行為……対策を打たなければすぐに私達は殺される……。須川刑事すぐそこの電柱のチラシのところに撃ってみて……」
「あぁ。」
須川刑事が撃つとさっきまでいなかった頭を撃ち抜かれた人の姿があらわれチラシが赤く血で染まった。
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