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「さぁて今日は解散なんだがその前に一つ昔話を聞いてくれるか?」
クラスメイト達は帰るのが遅くなるのが、嫌らしく聞きたくないといっているが星は興味津々だ
「まぁ長い話ではない。遥か昔に、赤い月がでる日が続いたんだ。その月は死月と呼ばれていたんだ。その理由は、なんでだと思う?わかるやついるか?」
元さんが生徒達に聞いて星が手をあげて言う
「赤い月は不幸の前触れと言われているから……」
星はそういうと手を下ろして元さんに続きをと言わんばかりに見つめる
「星のも正しいな。だが月が赤く見えるのはある一つの場所だけなんだ。普通月が赤いと他の地域でも赤く見えるだろ?死月が見えた地域では、頭部しか残ってない死体が発見されたんだ。それも世界各地でだ。人を喰らいに現れる人喰らいの化物がいるとされたいるんだが、誰もその姿を見たものはいない。この昔話の日本での題名は『死月』外の題名は『DEATH MOON』まぁそのままなんだがな……どうだ?怖かっただろ?」元さんがゲラゲラ笑いながら言うとクラスメイトの岸田君がいう
「元さん最近よく赤い月……死月がこの海鳴市にでてるんじゃないですか……?赤い月を最近よくでていて……頭部しか発見されていない遺体が発見されていますし……」
「あぁ確かに赤い月はでているな。ただこの『DEATH MOON』は、昔話だ。最後に付け足しておこう。人喰らいの化物は、夜にしかでない。この話を信じるのなら暗くなったら家にすぐ帰るようにな~」
「元さんあんまりみんな夜遅くまで遊ばせない為に作り話したんじゃないの~?」
私は場の空気をよくするためにいったが私自信あの夜の、事件のことを完全に思い出そうとして体が震えていた
「元さん完全下校時間だ。早く帰らせなくてよいのか?」
哀が私が震えているのに気付き元さんに提案してくれた
「そうだな……じゃ明日は筆記用具と大きめなカバンを持ってくるように!じゃ解散!」
私たちはすぐに教室をでて家に帰った
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