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「わかったから落ち着け」
須川刑事は靴を脱ぎ丁寧に靴を揃えて再び足を家に踏み入れる
「須川刑事待ってください……まだ上がる許可を出していません。あと捜査令状と、逮捕状を見せてください……任意同行なのでしたら、行きなりの訪問。器物破損。警察としてはあるまじき行為です……」
「令状はない。しかし雷劉光を現場で目撃者がでているんだ。」須川刑事は先ほどの星の情報と同じことをいう
「同行します。だけどお茶ぐらい飲んでいってよ」
私は須川刑事をお茶に誘った
「あと外で待機してるお兄さん逹は帰らしてね。きちんとついていくし逃げたりもしないから」
「あぁわかった。お前ら帰っていいぞー」
須川刑事は外に待機していた警官逹に指示を出した
「須川刑事……土足と器物破損の謝罪を要求します」
「す、すまなかった。」
須川刑事はペコリと頭を下げて謝る。
須川刑事は物わかりが良さそうな人だな
「後日須川刑事に賠償金を請求いたします……」
星の賠償金請求久しぶりにみたな
「あぁ。個人的に君達に聞こう。君達は、犯人ではないのだろう?雷劉お前は家族を人喰らいに喰われたのだろう?あとそこの二人は、幼なじみといったところか」
「なんでその情報を持っているのだ?」
黙っていた哀が口を開く
「俺も妻と子供を喰われたんだよ……その時見たのは雷劉と良く似た女の姿をした奴をみたんだがその時お前はまだ5歳ぐらいだろうから、はっきりいって犯人とは思っていないんだわ」
須川刑事は、タバコを取り出し火をつけようとするがこの家ではタバコ嫌いしかいないので星が須川刑事を止める
「タバコは吸わないでください……嫌いなので……」
須川刑事は、タバコを直して謝った
「須川刑事は、死月って昔話を知ってる?」私は須川刑事に聞いてみた
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