人斬り少女

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「…すまない。血の気は多いが皆、根はいい奴らなんだ。 気を悪くしないでくれ」 苦い顔をしつつ、そう言った隻眼君。 憎めない青年ですね。 「つか。あんた… シッカリ見てたんじゃねぇかよ!知らないと言って…っ!」 「知らないとは言っていませんよ。一言も」 ニッコリと、張りついた笑顔で応える僕に、納得がいかない様子の隻眼君。 あ、そうです。 志願書を出さなくては。 ハタと思い出し、懐に手を突っ込んだ時。 「ひねくれた性格は相変わらずだなぁ…蘭丸!」 懐かしい声が、僕を呼んだ。
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