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落ち着いて考えてみると僕と同じクラスだった。
“あの子…”
ちょっ…好きな子と同じ…同じ…クラス…/////。
こんな事を考えていた僕に
「おおぅ音無ぃ!同じクラスだったんだなっ」
おぉぅ!!何なんだいきなり!
ッと…話しかけてきたのは
中学の時からの親友の水落柊太~ミラ シュウタ~だった。
同じ高校だったのか初めて知った。
僕は自分のことをあまりというかほぼ言わないし、感情が頭の中だけで廻るのでさっきまで考えてたことも顔に出てない…はずなのだが。
「どうしたんだよっ。なんかいい事でもあったか」
……彼はなぜかわかっている
超能力者なんだろうか
本当はこういうタイプは苦手なのだが水落君だけは拒否反応がない。
なぜだろうか。
「なんでもないよぉ。また同じクラスなんて、僕も嬉しいよ水落君」
「そうだなっ。今年もよろしく」
彼はスポーツ万能のイケメンなのだがこんな僕と一緒に居てくれる。
そんな数少ない友人なのだ。
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