ダーツとの出会い

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俺は井上淳。車会社の正社員。派遣や期間社員にとっては羨ましいかもしれない。でも、俺にとっては…車が好きでもないのになんでこんな会社に入ったんだろう?の自問自答。でも辞めてまで何かする勇気のないそんな日々を過ごしていた。 ある日、会社の飲み会があるため先輩たち4人と市内に出たが時間がまだ2時間ほどあった。内心(こんなに早く来てどうするん)と想っていたら、先輩が「ダーツしようや」と言い出した。俺は友達に短大の頃から誘われていたがいつも断っていた。ダーツの何が楽しいのだか?とこの時は思っていた。だが断ることもできず「ダーツいいっすね。行きましょう。」内心俺カッコ悪と思いながら接待ダーツみたいな感じになった。 街はクリスマスシーズンだけど男5人で人混みかき分け向かった先は、ネットカフェ。最初はネットカフェにあるのか疑問だったが、受付を終え5Fに行くと普通に置いていた。俺は飲み物を取りに行きお店に置いてあるダーツ(ハウスダーツ)を持って待っていると先輩は自分のダーツを取りだし組み立てだした。準備が終わりゲームスタート!!と思ったが先輩も始めたのが最近でダーツマシンの操作に四苦八苦。数分後ようやくスタート。2時間色んなゲームをしたが何回か1位になったり、先輩と競ったりして楽しかった。自分もmyダーツ欲しいなと思った。これが俺とダーツの出会いだった。
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