革命

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『キャーー!』 ん?悲鳴が聞こえる……?… 悲鳴の先の廊下に出てみると 中学での懐かしい光景が 目に映った 4階からジャンプしている 魅月の姿…… もう!あれだけ止めたのに! 『バカ魅月ー!』 魅月はごめんなさーいと叫ぶと 目にも見えない速さでその場を 去った あんのバカー…。 これ目立つし真似して 怪我されたら困るから やめようって言ったのに…… もうー…。 その証拠にほとんどの 生徒が廊下にいて魅月を見てる 『ねぇ?今の子 君の知り合い?』 『そうだよ。 困ったもんでしょ?』 『ははは。俺的には良い パフォーマンスだったよ。』 『それなら良かった。』 『君さ超可愛いよね? 良かったら メアド交換しない?』 『ごめんなさい。 アタシ今日知り合った人と メアド交換なんて 出来ないから。』 『え…!?マジ? 俺自分で言うのも何だけど 結構知られたモデルだよ?』 『ふーん…あそう。 別に興味ないからごめんね。 ばいばーい』 はぁっ!?俺の誘いに乗らない女なんているのか? マジありえねー…… だいたいの女は二つ返事で ホイホイ着いてきたのに…… コイツおもしろいかも…? 『……ちょっと待って。 名前とクラスだけ教えて』 『Aクラスの吉野更紗。 よろしく。』 『俺もAクラスで間中桐生ね。 同じクラスだしこれから仲良くしていこうよ。それからメアドはゲットするから! それからコイツが中野貴弘。』 『よろしく。てかここから 飛んだヤツって 吉野の知り合い?』 『知り合いじゃなくて親友。 魅月って言うの! 可愛いんだけど無自覚でさ! 頭良くてとりあえず 人間離れしてるんだけど 危なかっしいくて 何だかほっとけない子なのよ』 『ふーん…そうなんだ……。』 あれ?貴弘が興味持ってる? 珍しいな……
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