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『魅月ー!』
『更紗!良かった会えて!
人がいっぱいいるから
会えないんじゃないかと
思って…』
『あはは。
これからクラス発表だよ!
本当会えて良かったわー。
魅月は頭良いけど
方向音痴なんだよね。』
『頭よくないし!
方向音痴でも………ないし…』
『ボソッと何か言った!?』
『いえ!』
このサバサバした子は
吉野更紗(よしのさら)
中学からの親友で
何でも話せるのは更紗だけ。
しかもクールビューティで
黒髪が綺麗で本当に可愛い!
女のアタシでも
惚れちゃうくらい
『やっぱ更紗は
いつ見ても可愛いね!』
その証拠にほら。
みんな更紗のこと見てるもん。
『はあーアンタ…。
これはアタシじゃなくて
みんな魅月を見てるの。
アタシのことなんて
見てないんだから。』
『そんなことないよ!』
『『ねえ!君たち
何て名前なの?』』
茶髪のいかにも
チャラチャラした人たちが
こっちに近づいてきた
『アタシたちですか?』
『そう。君達本当に
可愛いよねー!』
『ないない!更紗は
有り得るけどマジでない!』
「(あの子無自覚すぎ………
黒髪の子は更紗って
言うのか)」
『魅月ー…。いい加減
可愛いってこと
自覚しなさい!』
「(みつきみつきみつき)」
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