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周りの男子は魅月のことを
ずっとチラチラ見てる。
(魅月また目立ってるって気づいてないんだろうな…)
更紗は不安の眼差しを魅月にむけていた。
『魅月ちゃんに更紗ちゃんね!よろしくー。あのさ良かったらメアドとか交換しない?』
『えっとそれはー……』
どうしよ?アタシこういうの
断るの苦手なんだよね……。
『無理。いきなり知り合った人とはメアド交換できない。ごめんね。』
更紗ー…!
やっぱ更紗姉貴は素敵っす!
『そっかそっか……。
クラス同じだと良いね。』
茶髪の人たちが過ぎ去った後も
数えきれない人たちから
メアドを聞かれた
でも更紗が全て断ってくれた
おかげで誰にもメアドを
教えないですんだ。
はー。何か疲れた……
《ピンポーン
これから、クラス掲示が中庭に張り出されます。新入生の皆様は中庭にお集まり下さい》
『行こうか!魅月!』
『うん!』
ーてくてく…………
『魅月…逆だよ…』
『!』
方向音痴は
認めざるおえないかも………
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