1人が本棚に入れています
本棚に追加
「涼!?何でここなのよ!!」
あそことは、馴染みのバッティングセンターだ。
「…期待した私がバカだった」
「発散するには良いと思ったのだが」
「発散ぐらい…一人で行けるわよ!!」
幼馴染みは叫びながら、飛んでくる球を勢いよくバットに当てる。
「おっ!!ホームラン!!」
「涼、貴方も楽しみなさいよ!!」
バットを俺に向けながら、挑発的にはにかむ。
「はいはい、お姫様」
「茶化さないの!!」
頬を染めながら、勢いよくバットを振る。
「…空振り」
「うっ…五月蝿い!!」
幼馴染みは、俺に向かってバットを振る。
その後、店員にコッテリ叱られ二人して苦笑した。
最初のコメントを投稿しよう!