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「お、お邪魔します」
ぎこちなく、挨拶をしながら中に入る幼馴染みに苦笑した。
「俺の部屋に勝手に入っててくれ」
「…うん」
俺は、こっそりサプライズでぬいぐるみを買っておいた。
本当は、バッティングセンターや俺ん家で過ごす予定ではなかった。
机の上に手書きの予定……!?俺は、急いで自室に向かうと赤面している幼馴染みが予定を握っていた。
「あっ……」
「なっ、何で…この予定で過ごしてくれなかったの?幼馴染みだから?」
「違う。本当は、予定通りするつもりだった。けど、お前を見ていたら…この予定は、お前にとっての好きなヤツと過ごさないと駄目だと思ったんだ」
「だから…バッティングセンターや公園、涼ん家なの?」
俺は、頷いた。
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