クリスマス

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「セレ!はやく、飛行機遅れるぞ!」 空港の前で待っていたあずまの声に、慌てて駆け寄る。 この優しい人達の側でなら。自分はきっと生きていけるから。 彼女のことを思い続け、それでも足を止めることはなく。 ――自分はこの人達と歩いていく。 〈END〉
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