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ディーはルーを起こしにさっき降りた階段を登りルーの部屋のドアを三回ノックした 「ルー、ルー起きてるか?仕方ない……入るぞ?」 ディーが部屋に入り、布団の膨らんでいる所を揺らすとその膨らみから小さい女の子が顔を出した 「うにゅ?……なんだにぃではないか」 「なんだじゃねえよ。いつも起こしに来る身にもなってみろ」 「いつもは私に起こしてもらっているくせに生意気だぞ、にぃ」 「低血圧が何を言ってんだ。ほら下に行くぞ」 「まったく、せっかちな男はモテんぞ?にぃ」
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