魔導書説得物語

２

「母さんルー起こしてきたよ」

「かぁ様違うのだ。元々起きていたのだがにぃがどうしてもルーを起こしたそうだったため敢えて横になっていたのだ。本当なのだぞ？かぁ様」

「はいはい、じゃあ今はそういう事にしておきましょうね」

「むぅ……かぁ様もルーの事子供扱いして！ルーが小さいからなのか！？そうなのか！？」

ルーは口をいーっ、としながら地団駄をふんだ

「ふふっ。それはルーちゃんがかわいいからよ」