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「皐月ー!食料はなんとかがんばって二日もつかもたないかぐらいだよー!」
「葉月ー。あんま大声だすとお腹すくぞー」
彼女は九重葉月。
明るく快活な彼女は周囲にとって太陽だ。
サバイバル=遭難という状況を想定していたかのような半袖の薄いTシャツに短めの短パン。
オレンジ色のTシャツは周囲が緑しかないこの場においてとても目立っていた。
葉月は無い胸を張って「いざとなったら猪狩りだね!」などと意気込んでいる。
続いて、たき火をするために木を集めていた睦月雄大が帰ってきた。
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