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渚「すいません、ちょっと…」 と謝りつつも 秋を見失わないように 追いかける やっとのことで 野次馬の中心にいる 秋をつかまえた すぐその先には 男子生徒が二人いた 一人は愛想よく笑顔を ふりまいているものの もう一人は無表情だ しかし、渚は見た瞬間に思った (何て人を惹き付けることが 出来るんだろう…) 秋の方を見ると、 秋も見入ってしまっていた そしてまた顔を戻すと、 何と、無表情だった人が ジッとこっちを見ていたのだ!! ビックリした渚は 一応お辞儀をしたのだが その人はプイッとどこかを 向いて行ってしまった 渚はイラッとしたものの、 あまり気にしなかった これが渚と蓮の出会いだった .
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