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その人はずっと私が泣き止むのを待っていてくれた。
暗くて顔は見えなかった。
でも、その人は背が高くて、少し痩せていた。
「じゃあ帰るか。送るぞ。」
「いえ、大丈夫です。親を呼びますので。」
さすがに送ってもらうのは悪いので親に迎えに来てもらった。
「では。本当にありがとうございました。」
「どういたしまして。またな!」
何で「またな」なんだろう?
会うことなんてないと思う。
まっ、いいか。
意外とすぐに私達は再会した。
相手の方は知っていたようだか。
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