第2章

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しばらく外に出られなかったが月曜から学校に行くことになった。 月曜日。 幼なじみの真田栄太(サナダエイタ)が迎えに来た。 名字が同じなのは遠い親戚でもあるからだ。 男性恐怖症なのにこいつだけはまったく平気なのだ。 「あすか、行くよ。早く後ろ乗って。」 栄太の家は遠い。 チャリ通だ。 「うん。」 私は、栄太の後ろに乗ってそのまま学校に行った。
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