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「おーい!真田ー。」
男子の声が聞こえた。
う~ん。
どっかで聞いたことある気がする。
男子だし私には関係無いだろう。
「栄ちゃん呼ばれてるよ。」
「いや、あすかだろ。俺を名字で呼ぶ男子いないし。つーか、もう栄ちゃんは止めろって言っただろ。」
「あっ、そうだった。忘れてたぁ。」
なんて話していたらさっきの男子が近づいていた。
「真田!さっきから呼んでんだろ。恩人を忘れたのか?」
そう言って私の肩を引っ張った。
ビクッ!!
「イヤッ!!離して!」
男子はびっくりしたようで手を離した。
私はその隙に逃げ出して栄太の後ろに隠れた。
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